ダニエル・ムロイ
Sister(妹)
プロフィール:
監督・脚本家 1974年ニューヨーク生まれのアメリカ人。
国籍:
Haiti
活動内容:
1996年 MYTHE OF SEUS (短編) 1998年 FORTY DAYS (短編) 2002年 QU'ON LEUR DONNE DES YO-YO (短編)
第2回CON‐CANムービー・フェスティバルで「魂賞」を獲得したダニエル・ムロイ監督は、世界各地の映画祭で数々の賞を受賞している監督です。ムロイ監督は、映像を通して自身が持っているトラウマを自己の思想として表す制作スタイルを一貫して取っています。時にはアマチュアを交えた演出は、パワフルな演技となり高い評価を獲得しています。ムロイ監督にとって、はじめての短編作品「ダンス・フロアー(Dance Floor)」は、2001年に制作されましたが、それ以来、現在に至る彼の作品は、各地の映画祭で受賞を重ね、その数は60を超えています。
2006年の作品「アントニオの朝食(Antonio’s Breakfast)」では、サンダンス映画祭、英国のBAFTA(British Academy of Film and Television Arts)で賞を獲得しています。また、2007年には、英国監督としては、はじめてフランス(Les Lutins du court-métrage)の映画祭でも賞を獲得しています。その後も、米国では、アスペン、カンザス・シティー、ニュポート、ブレスト、日本では札幌国際短編映画祭、オーストラリアでは、メルボルン国際映画祭と各地の映画祭で賞を獲得しています。
2006年に制作され、2007年の一月のサンダンス映画祭で封切られた作品「父親(Dad)」は、ポーランド、クラカウの映画祭で受賞した後、ヨーロピアン・フィルム・アカデミーでも賞を獲得しています。この作品は、主人公が両親との間で体験したトラウマをリアルに描いた作品です。なお、「父親(Dad)」は、アップル社のiTunesからダウンロードできる作品に取り上げられ、米国ではトップ10にランクされる人気作品となりました。
最新作である「息子(Son)」は、2007年に米国・ニューヨークで行われたピクチャー・スタート映画祭のベスト・ショートフィルム賞を獲得しています。その後、米国ユタ州で開催された2008年スラムダンス映画祭のベスト・ショートフィルム賞のグランプリを獲得しています。
「Sister(妹)」は、第2回CON‐CANムービー・フェスティバルで魂賞を受賞した作品です。中国人少年が養子に出されたウェールズの片田舎のスクールバスのなかで巻き込まれる事件を通して、閉鎖的で感情的に混みいった人間関係を描き切っています。この作品をご覧いただくとダニエル・ムロイ監督の傑出した才能を理解いただけるでしょう。
簡単なプロフィール:
ダニエル・ムロイは、1977年3月24日、英国ロンドン近郊のブリックストン生まれのライター、映画監督。10代にウェールズ州のカルマーデンに移り住む。ロンドンのスレード・スクール、ニューヨークのハンター・カレッジで絵画について学んでいる。


